全日本美術新聞社主催

〜作品集 「明日への飛翔・現代日本の作家」出版記念〜

明日への夢展 VOL.5

〈自選一年間のこの1点〉

会期:平成30年1219日〜23日 

会場:兵庫県立美術館分館 原田の森ギャラリー本館1F

 一昨年の8月、弊紙よりご提案した新企画「自選〈一年間のこの1点〉」。
 当初、彫刻・工芸のご紹介機会が些か少ないということと、普段作家がどういった作品制作に取り組んでいるのか、自分の生き様を残すような作品を年ごとに記録出来るようなものが美術界に見あたらないことから、弊紙でその一年毎の集積が出来ないものかと試行したのが、一応の実を結んで年間84名の「この1点」を紙面にご紹介し、HPにもアップすることが出来た。残念ながら、彫刻と工芸の参加者アップは叶わなかったが、このオープンな紹介を見ていただき、次のご参加を期待したい。作家自身が一年間に、「この作品は制作プロセスの流れの貴重な1点」と思う作品は、なにも所属団体出品の大作とは限らない。そして、自選の作品に自身で作品に対するコメントを書いていただくということの興味深さも併せて知った。
 一年間のご紹介が80点を越えれば一冊の作品集にして年々残していきたいと思い、その旨も記さしていただいたが、84点というぎりぎりの数字であったが、作品集制作を実施。一人1ページ紹介のオールカラーで刊行することが出来た。その掲載料は無料(三冊買取いただく)という制作費ぎりぎりの冒険であったが、何とかクリアできた。
 年末、原田の森ギャラリーより会場使用のオファーがあり、急遽ではあったが、作品集「明日への飛翔・現代日本の作家」の発刊記念展の開催を決めた。出品料は会場費に全額あてた無謀ともいえる企画であったが、84名中50名(内、黒田賢一氏は応援出品)、絵画24点、書25点、工芸1点という結果となった。弊紙30周年の企画展(120点)でも思ったことだが、絵画、書、彫刻、工芸の混在展示は、作品自体が上質ならば驚くべき調和の空間となる。作品集の概要と発刊記念展、小宴を紹介させていただいた。次回は、年度に区切って2018年1月〜12月の「この1点」を紹介したい。ご参加を乞う。(松)
■会場風景
■小宴風景
■作品集

■出品作品

 

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