夢遥  ゆめはるか

(全日本美術『今月の課題』1996〜2005年を単行本に)
全日本美術編集主幹 松原清 著  A5版 272頁 定価2000円

今月の課題 「事務所移転始末記」  編集主幹 松原 清

 慌ただしかった年末年始の事務所移転もどうやら落ち着いて、やっと仕事が出来る環境になってきました。事務所移転に先生方および各方面からたくさん激励を頂戴し、感謝でいっぱいです。そのお気持ちに添えるよう頑張りたいと思っています。一方、忙しさにかまけ年賀状を頂きながら、返信も出せずじまいになってしまった方々には非礼を心よりお詫び致します。

 兎に角、全美も2009年は変身の年となりました。各月号の呼称を例えば今月2月10日発行の新聞を3月号(これまでは2月号と記していた)として翌月の呼称を記載、併せて、1月、2月号を新年合併号として12月末に発行するスタイルを今後も定着させていきたいと思います。

 さて、ここでひとつのお願いがあります。電話は新しい番号にアナウンスされるようにして、郵便物も転送届けを出しており、殆どが転送されてきますが、宅急便やメール便は旧住所だと殆どが差出人に返送されてしまいます。旧事務所の郵便箱に転居先を貼り付けてきましたので、気の利いた配達人が転送してくれるケースがありますが、転居先の貼り紙など間も無く撤去されると思います。団体、美術館はメール便のケースが多く、各団体、美術館宛てには新住所移転のお知らせを先月の新聞に同封させていただきましたが、是非とも住所録の変更をお願いいたします。

 

 話を再び引っ越しに戻します。予め旧事務所の棚、ロッカー、机などに番号を振り、大体どんな物がそこにあったのか分かるようにして、引っ越し専門業者に丸々箱詰めしてもらって運んでもらったので、社員の仕事関連のものの整理は割合にスムーズに進んだように思いますが、問題は膨大な量の新聞のバックナンバー、図録、書籍、案内状、フィルム写真、手紙類でした。いつか必要になるかも、と思って残していた案内状、フィルム写真ですが、やはり図録とセットでないと殆ど役に立たないと割り切り、思い切ってバッサリ処分を決めました。各月100部から200部を残しておいた新聞のバックナンバーも、1年経過したら20部ずつを残すことにしてすべて処分することに決めました。でも、手紙、はがき類の整理がなかなかはかどりません。ついつい読んでしまって、その頃のことを思い出してしまうからです。私から先生に出した手紙のコピーも出てきました。15年以上前の手紙で随分なまいきなことを書いています。手前味噌ですが、文章に勢いがあって、今これだけぐいぐいと書けないなぁなんて思ってしまいました。やはり若さかなと思います。いつか、このコーナーで紹介してみましょう。そして、一番最後に残ったのが図録、書籍の整理です。今度の事務所は5畳ほどの書庫兼倉庫を確保出来ましたが、いまだ整理中で、以前収まりきれなくなった図録、書籍を逐次住居、徳島の実家へと確固たる分類もなく移管したため資料として非常に使いづらくなってしまっています。何とかせねば、と気ばかり焦りますが……。


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今月の課題