41回日展

 

尾長  保

「遡 上[漆]」


 実に爽やかでセンシティブなデザインである。北風の吹く河口にふぐの遡上を見た作者、短細線で群れの移動を、曲線で川面のゆらぎを、そしてふぐの正面、背面、左右面を配した。正面の顔がユーモラスだ。