第45回日展

 

寺池 静人

「陽春(さくら)」

 

 釉滴金彩の名手として知られる寺池氏だが、今回は桜の花をテーマとした。メインに満開の桜の写実文様を線刻とレリーフで配し、周りを花びら正面文様で桜吹雪の如く敷きつめた。心象風景の具現である。(松)