第27回日工会展

服部 峻昇

「細 波」

 

 京都・螺鈿作りの第一人者。波をイメージした黒漆の箱花器であるが、何と言ってもその胴部の蒔絵技法の上に更に施された螺鈿の波文と海の断片が小宇宙を具現させている。涼やかさの中に深遠な広がりがある。(松)