第48回日本南画院展

 

竹内 暁月

「想 錫杖岳」

 重畳と連なる奇景の岩峰を、信仰篤き古人は錫杖に見立てたのだろう。

その心が心として画家の胸にも浮かんだのだ。

河辺から直立する岩峰の黄味を帯びた空間に浮上してくる白描の仏像たちの素朴な姿がいい。