第55回記念日本南画院展

 

濱中 佳子

「つるバラの詩」

 

 母が切り取ったつるバラを胸前に抱いて微笑む娘。その満足な笑みが画面を明るくして微笑ましい。作家の意図的な衒いもなく、母親の愛情がそこはかと観者に伝わる爽やかな画面構成が好感である。(松)