第57回日本南画院展

 

濱中 佳子

「追 憶」

 

 茫々たる薄の原の前に立つ女性。ショールをかき抱いているのは冷たい風からか、思い出に耐えるためにか、どこか孤独の影を感じる。衣装の黒、ショールをかいだく表情、白い肌に艶やかさもほの見える。(中)