国際芸術交流展 神戸 2007

奨励賞

加藤 孜子

「和歌山の春」

 桜は二層に分けて貼られている。

下部は深い緑と石垣の色で、くっきりと際立たせてあるが、その肩越しに右上に向かう桜は、淡い緋色の空に徐々に溶け込ませてある。

観者の視線の流れも熟慮した作品である。