第43回日春展

村居 正之

「驟 雨 」

  降り続ける雨がすべての音を吸いとって、ことにも宵闇は静けさが辺りを支配している。

宵闇に浮き出たような浮見堂に灯されたあかりが、雨の宵ににじんでいる。

静謐な中に思いは満ちて詩情を湛える。