第45回記念日本南画院展

 

 

江尻 清音

「清淨無我」

 

 能の金剛流の鏡の間を想定しての作画か。

舞台衣装で面を置いて座す姿の厳しい一瞬が精緻に、堂々ととらえている。

実と虚の二つの像と、大きな鐘のある壁面と床の空間との間合いが実に適確だ。