第30回記念日選展展

 

町田 八重子

「瀑」

 

 豊かな水量を一挙に放出する豪快な瀧の景である。

まだ早朝であろう、あたりの緑も静かに沈んでいる。しかし、迸る水勢は淡い光に輝いて真っ逆さまに滝壷に落下する。

轟々と響きわたる瀧の音響が伝わってくる。