第37回 日展

書道

土橋 靖子

「あら玉」

 

 淡いベージュの料紙に、万葉集巻第20の大伴家持の歌二首をなだらかな山形に構成した。

3行目の散らし空間余白が絶妙で、じっくりと突入れたかな線のふくよかさが心に沁みてくる。

終行部の粋な変化も新鮮。