第36回 日展

 書道 

 

 

杉岡 華邨

「旅愁」

 

 万葉集3654の遺新羅使のうた。

瀬戸内海をわたり筑紫から異国へと向かう心情を、文字構成の展開に置き換えて文字の大小、行間の狭広、潤渇の響きで繋いだ。

たおやかな視線の流れで旅愁の思いが余白にしみる。