改組新第7回日展

 

辻元 邑園

「富士山」

 

 「五十年前の二双玉版箋」を使用したと言う。なるほど墨は深く入り、渇線の肌は細やかだ。行書多用にもかかわらず、連続性豊かな各行。長縱画の筆勢とそこに生まれた字座がものを言っているのだろう。行間も通る。(篠原)