月と海と沙と―
書星選抜御宿展

 

■1月22日〜3月16日
■御宿町 月の沙漠記念館

 


 抒情詩人加藤まさをの詩「月の沙漠」は今も童謡として歌い継がれているが、この詩が生まれたのが千葉県の外房の沙丘の町御宿である。記念碑のラクダの像の近くに月の沙漠記念館があり、ここで一昨年、浅見錦龍氏の個展が開催されたことは記憶に新しい。
 今回は、書星会の選抜展が企画され、「月と海と沙」をテーマとして39名の作品が並んだ。錦龍理事長は紹介の古代文による「海神」に「沙丘」、「鼠」、ミニアチュール的な「壽」他を出品、旺盛な表現姿勢をみせた。
 特に今回はテーマの設定がロマンを感じるものの為、篆書や金文など時間性の響きを活かした作品が多く目に付いたが、キャプションの横に文意を記入した展観者への配慮も好感。 (松)

 

 

 

 


  海 神   理事長 浅見錦龍   


「月湧大江流」飛田冲曠      「衆沙而雨」宮負丁香      「海紅花(つばき)」浅見百意