國井誠海
生誕百年記念 100 選展

 ● 6月13日(土)〜19日(金)
● 上野の森美術館
 10:00〜17:00(最終日15:00まで)

 

 「現代書のパイオニア」として国内外で活躍した國井誠海。2009年(平成21年)92歳で没したが、その功績と意志の継承は令嬢渡邉麗氏を中心とする誠心社が着実に歩みを進め、今日に至っている。そして愈々この6月、國井誠海生誕百年展が誠心社(渡邉麗代表)と國井誠海記念館の主催で開催される。生涯を現代書一筋に生き、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルスなどの海外でも多くの個展を開催した國井。今展では未公開作品を含む100点を選出し、年代順に誠海の書業をたどる展観になる。
 合わせて、出品作を収録した新しい作品集も刊行される。全ての作品を再撮影し、年代順に掲載したものだ。日本語、英語による別冊解説も付される。(誠心社発行)また、今展終了後、山形市の國井誠海記念館でも移動展が予定されている。日程は6月27日・28日と7月4日・5日の4日間。何れも週末開催で、開館時間は午前10時から午後5時。
 「人間の全てと対峙」した誠海作品。先人の奮闘を噛締める時がきた。(篠原)

 

生きている人間 かれらのためにこそ絶望は激しい希望の火を燃えたたせる
life allows for flames of hope to be born out of dispair
1970 頃(56×86.5B)