第41回日展

堀  豊之

「くの一の秋」

 くの一とは女のことであるが、この女体のポーズそのものが逆くの字を描いている。作家は立脚と休脚の構成による量の相関性に興味を持っての制作というが、どこかアンバランスのバランスのある不思議な美だ。