第54回二元展

大阪府教育委員会賞第一席

嶋村 和代

「生きる〈いのちの記憶〉」

 

 枯木の根もとにいたいけない幼児が、その傍らに手を合わせた母親らしい姿が佇み、奥へ消え入りそうな子の姿もみられる。全体に淡い調子の中に、微妙に揺れ動く心理。幼児の眼差しに惹かれる。(中)