第50回記念二元展

産経新聞大阪本社賞

寺下 幸世

「ねずみのおくりもの」

 

 題意は前歯の欠損のことであろう。少年の顔のどアップで、真っ向から立ち向かった姿勢が清々しい。むずかしい正面顔で少年の造作のみならずその性格までとらえた筆力はみごと。一層の研鑽が楽しみ。