第57回二元展

大阪市教育委員会賞第二席

寺下 幸世

「混沌(groping)」

 

 大きな画面いっぱいの顔は顔面蒼白で頬はくぼみ、開いた眼まなこはうつろだ。思春期の若者の懊悩の深さが思われる。青年は理想と不条理の狭間に揺れ、いかに生きるか手探り(groping)状態にある。インパクト大。(中)