第93回新構造展

 

梅沢 空世

「空の2」

 

 画布に切りつける線と寄り添う影。各々多方向を向き、同じようでいて一つずつみな二つとない。これを想念の表象とすれば、あくまで実体はなく空(くう)である。その空のドラマはまた逆に想念の徴を誘う。(中)