第50回記念全展

手塚美術賞

酒向 節子

「バラ散る誰もいない」

 具象としてのバラと抽象としての色彩空間、建造物を想わせる青紫の矩形に絡む緑の管。それらが視る者の視覚と精神の隙間に入り込み、不可思議な振動を起こす。紫と赤のコントラストが鮮烈。(松原)