第64回新世紀展

損保ジャパン日本興亜美術財団賞

平田 睦夫

「私のいる風景 I 」

 10余年の介護生活で母は逝った。次は自分の番だと、介護パンツを穿いて、うろめき徘徊する自分自身を描く。“生きる”深淵に身をさらし、自虐的でもあり、突き放した滑稽さもあるが、やはり凄絶だ。(中)