第69回現展

 

 

小林 淑笑

「盲目の旅」

 

 眼球を中心に、それを取りまく筋や血脈らが動めいて、画面に広がりを与えている。透明な青緑に深まる赤系色は明晰かつ陰影も深い。現実を己を凝視しながら、つかまえきれぬ思いの表象であろうか。(中野)