第73回美術文化展

 

岡田徹賞・準会員推挙

和田仁 智義

「海に眠る II 」

 巨大な岩塊のようなものが二つ、赤銹びて海中に漂っている。共に筒管をぶらさげて。暗闇に眠る塊はその存在を訴えながら、辺りは静謐であり、徐々に悲痛感が浮上する。思いが絵の強さになった。(中野)