第104回日本水彩展

 

真壁 輝男

「千枚田」

 

 ゆるやかな傾斜を持ちながら海になだれ落ちてゆく大地を耕して稲を育てる千枚田は、厳しい稲作に対してその畔がつくる幾重もの曲線が美しい光景となる。白波を立てる海風に耐える一本の雑木が象徴的だ。(中)