第105回記念光風会展

 

根岸 右司

「流氷の頃」

 

 厳しい北国の流氷をモティフにして、キーンと響く詩情を奏でている。雲の切れ間からのぞく太陽が、山並や台地や流氷のモノトーンの世界に浮かべるわずかな色の賦彩によるのだ。静かな佇いに自然の呼気を思う。(中)