第50回記念新象展

原 なお子

「青の情景 (1)」

 大きな画面いっぱいに、青の筆の走った痕跡でうまっている。

遅速、直曲、縦横斜に、青色をたっぷり吸った筆が無作為に走りまわる。

けれどそこに作者の美意識や感情が無意識裡に作動して一つの情景を成す。