第89回第一美術展

 

菊田 量三

「万葉の競演」

 

 自然は四季をめぐり、いま赤や黄に繁る葉を染めて秋たけなわ。茂みをぬって小枝を伸ばし陽を浴びて、彩る響宴を展開する樹々のエネルギーに、みずからの青春を画家は追憶する。ロマンが青空に広がる。(中)