第51回二元展

 

大阪市長賞

藤室 節子

「暦年の扉」

 

 ここには確かに暦年の時間の流れがあり、積年の刻の重なりがある。何世代もの人々がこの扉を抜け、石畳を踏んだ痕跡が明らさまに見てとれる。小路に射し込む光が照らす自転車に生活感が漂う。(中野)