第57回二元展

柴薫賞

藤室 節子

「閉ざされた扉」

 

 かなりの厚みを思わせる木の扉は、長い風雪の中、住人をまもり道行く人々を長い間見つづけてきたのだろう、破れ傷つき木目もあらわになっている。鍵が掛かっているのは束の間の休息のときなのか。(中)