第63回二紀展

 

菅  久

「 臥牛城と月」

 

 臥牛城とは〈荒城の月〉で知られる岡城。満月と桜花の下での花見酒だが、人は登場しないのが味噌か。讃まで入れて過剰ともみえるが、全体に素朴な描写を石垣に収剣してまとめた。古城賛歌の思い溢れる。