第43回二元展

 

 

「歴世の丘」

嶋津 俊則

 

 岩肌もあらわな丘陵地に櫛比する家並は、幾星霜を経てくすんだ壁も赤い屋根も風景と馴染んで歴史的風土感をにじませて静かに佇んでいる。

家並を上辺部におさめる構成が画面に穏やかな緊張感をもたらせた。