嶋津俊則油絵展

■10月21日〜27日
■近鉄阿倍野店6階美術画廊

 

 

 二元会会長の嶋津俊則氏の久々の地元大阪での個展である。
 今回は新作約30点の他、二元会本展出品の130号の大作6点が会場に並べられたため、いつもとは違った重厚感があった。それらを一堂に見ると改めて嶋津氏は歴史を描いてきていると実感できたからだ。それは建築物の裏面に流れているものと言い換えることが出来よう。ある意味パリの街角を描くこともそうした思いの延長にある訳で、郷愁のモダニズムが人々の心をとらえるからに他ならない。的確なデッサンに支えられた小品は氏のカラーリストぶりを遺憾なく発揮していた。オンフルール港の海・船を描いた作品もリズムよく、新鮮だった。         (松)

 

 

                                  

「会場にて」