第79回独立展

 

伊藤 弘之

「風 跡」


 いつものカルーセルは登場せず、砂漠を木馬が飛翔する。砂漠は眼路限り広がり風紋を印しながら宇宙の闇に溶けこんでいる。美しい風紋は一転、自然の脅威ともなる。透明感ある青紫色がロマンを駆り立てる。