第103回光風会展

 

清水 優

「運河・独」

 

 桟橋に横付けされた一叟の浚渫船。時間帯のせいか、どの船も大運河の両岸に停泊していて、作動する姿は見当らない。桟橋の船と男一人のみが動きはじめようとする。街の喧騒は遠く、静かな運河に心惹かれる。(中)