第104回光風会展

 

清水 優

「漁港・移る刻」

 

 曇天の下、鈍色の光明の中を出漁する数艘の舟、高く掲げる旗は初漁の無事と大漁を祈願している。刻々と明けゆく港の、明と翳りをとらえて、自然と人間との交錯する心理・心情を浮上させる〈漁港〉連作。(中)