第36回日展

洋画

 

西田 亨

「流れに立つ」

 

 白い雪を割って静かに流れる谷川の深々とした色調が印象的なのは、ニュアンスある雪の白の微妙さと枯木やブッシュが、ほとりに立つ人物の心象を表象するからであり、その人物は画家の投影でもあろう。