第43回二元展

 

会員佳作賞

塚本 文子

「ただ春の夜の夢のごとし 其の一」

 

 赤、黒、白三色が画面を強靱にし、直線的インパクトがある。

白衣に身を包む女性の上部から赤い樹根が伸びる。

樹根は彼女の血管と重層するイメージをつくりだす。

儚い生を描く。