第46回二元展


後藤 多津子

「憩いの径」

 石段の路地は住民の通いなれた、行き交う人も立話をする人は午下りのこの刻にはいないけど、足繁くの往来で石は磨り減っているし、道端の甕や植込み、看枝、ランプも親し気だ。

庇の赤が絶妙