第41回主体展

 

  伊勢 正史

「城 壁」

 物見の塔のある城壁が黒々として横たわる

。壁の手前には大地にへばりつくような建物が木立ちと共にあり、向うには陽を浴びて白々とした屋並が広がる。

この城壁は、今を生きる者の彼我の境界なのだ。