第55回記念一線美術会展

 

浅見正一

「春を待つ 」

 

 ひなの節句を迎えて一対の人形を飾る。

桃や白酒の替りにリンゴを並べ牛骨や古い柱時計が登場する。

ストライプの掛布と格子状の壁が画面を強固に構成し、春の到来を希求する濃密な心情を漂わせた。