第49回新世紀展

 

西井  宏

「ある日 ある時」

 

 廃車が積み重なって山となっている。

そのまわりに人が何人もいる。

ある者は輪に包まれ、他の者もどこか虚ろで肉体の重さがなく、黒の世界に浮游しているようだ。

静かだが、身ぶるいのする内容だ。