第93回二科展

 

木戸 征郎

「緑 風」

涙に滲んだ目に映るような、あるいは曇りガラス越しに外景が映るようなモノと色が、何かしらデ・ジャヴュを誘う懐かしさがある。縦状の数本の帯が視覚をゆさぶり、断続と連続を生み、覚醒と陶酔感に溺れる。