第57回新世紀展

 

紀井  學

「艶麗な刻」

 

 はじける色彩と無色の肉体。この反転がユニークな着想であり、虚の如き男と女を結ぶのは下半身の欲望のみ。まさに至福の刻だ。強固なマチエールに支えられた肉体とコラージュを交えた彩色のカラッと開放的。(中野)