第58回新世紀展

 

紀井  學

「艶然」

 

 艶然として立つ女三態。身体に内包された色彩は循環し、妖艶な象徴性を帯びながら輪舞を形成し、綿密に施されたマチエールと濁りない彩色に、とりどりのコラージュは、額をも巻き込んで圧倒的である。(松)