第53回新世紀展

 

佐藤 一成

「風のち晴れ」

 長い時を閲して形あるものは壊れ風化し、

人もまた一緒に風化の中に溶け込んでいっていまう、

そんな諦念の虚無の一方で、明日は晴れ、心に陽の射す時が

来るんだという願いと確信の綯い交った心理劇か。