第54回新世紀展

黒田賞

佐藤 一成

「風のある日」

 実際の出遇いの目と体感を昇華させて腹底に響く強さと、幻想性を創出した。逆巻く風か切り立つ岩か、よじれくねる、その足許の白い線が疾走感をうみ、モノトーンのなかから豊かなイメージが湧き上がる。