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アトリエ訪問 新連載 第1回 |
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原 尚利さん |
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| 東京・上野駅から一つ目の最寄り駅から浅草方面へ向かい、言問通りを逸れて小学校の裏手に、4、5階建てのコンドミニアムの並びに狭まれて2階家の原家はあった。玄関脇のアトリエに招かれてコーヒーをいただきながら、さっそく取材に入った。 | |||
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*日々生きる充実感こそ* |
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*直立する老大樹に導かれ* |
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会員推挙 第58回新構造展 1986年〈光を色彩に置き換えて…〉
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| *日本の気候風土の中で* 原さんが抽象に移行したのは必然であった。杉並木で体感した静寂として神々しいまでの幽玄の世界は、半端な表現では不可能だ。アンフォルメルのシンプルな構成、色・密度・深さ・マティエールで、かつ油絵具こその重ね塗り、削り、拭き等の繰り返し。未だに確かな手応えを求め、杉並木の感動を日本独自の気候風土まで昇華させたいのだ。 “風土”とは、自分の血脈に受け継がれているもので、それは土地の自然・気候・地味・地勢、あるいは伝承される祭礼や習慣、etc…。みずからが依って立つ根幹に風土を認識することこそ、個々のアイデンティティーを明確化できるのであろう。 かつて〈日本油彩創作家協会〉に参加したのも、“この地域の気候風土の中で”、生をうけて生きていることの自覚の趣旨に賛同しての故だ。それもこれも、今を生きる自分の生命の悔いない燃焼こそを、日々心に言いきかせ、祈りながら、描き続けていく自覚を持って。 風もなく桜花も咲きはじめたうららかな春日和に誘われ、取材のあと原さんの案内で近くの吉原神社(新吉原荘園地跡)や富士講の築山のある小野照崎神社など詣でた。近くには浅草酉の市で知られる鷲神社、足を少し伸ばせば浅草神社もある。寺社の街でもある。 |
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第89回新構造展 2017年〈Space(空間)に重点を置きながら、
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| *1947年生。'69年から新構造展出品。現在、新構造社委員、港の作家美術協会会員。 | |||
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